ピアノの練習について
幼稚園の後半や、小学校低学年からレッスンを始める方が多いです
レッスンの中で習ったことを忘れない様に次のレッスンまでに弾けるように(時には暗譜で)繰り返し練習してくる様に生徒さんにお話しします
習い始めの時は
家で練習しなくともすぐ弾ける曲が多いため
なぜ繰り返すのか?と意味がわからない子もいます
家での練習で何をすれば良いか、話し分からない所があるか、ないか確認をとります
私は『教えたこと、間違った場所を次回まで直してきてね。何度も弾いてくると上手になるよ!』と話します
でも、1週間はあっという間に過ぎてしまう様です
この時の保護者の方の役割は…
練習している側で練習を見る必要はないです
それよりも大切なことは
できるだけ一人で練習する習慣身に付けさせ
環境を整えること。
練習時間は…ピアノを練習する時間帯を決める。
環境を整える…
楽器が部屋にあるのが良いか
居間で弾くことがベストなのか…
子供さんの性格を見極め、ピアノを置く位置を決める
アップライトピアノ、電子ピアノ
ご家庭の事情で楽器を揃えるといいと思います。
生ピアノがとてもいいと言う考えもありますが、2.30年前の古いピアノで
メーカーによっては
弾くととても重く感じる
ピアノがあることを最近知りました。
このピアノは子供さんの長い時間の練習は…望めません
それならば電子ピアノでも良いものがあります。どのピアノがゆくゆく子供が使いやすいか考えた方が良いと思います。
そして親御さんはピアノを弾くお子さんに感心を持ち続けることです。
だからと言って練習のたびにピアノの横に
スタンバイし『間違ったよ!もっとたくさん弾いて!』とお子さんにもプレッシャーはかけることはしないですよね?
少ない練習時間でもいいじゃないですか?
練習しようとしていることが大事です
初めは下手でも次第に上手になります
私が習い始めた頃と違い、今の子供達はとても忙しい
自分から進んで練習するこの多くは
3年生後半から自分の意思でピアノに向かう様になります
その時の親御さんの考えがとても大切になってきます
中学生になると、部活、塾でますます練習時間は作れない
講師としては残念なことではありますが
それでも音楽に触れる楽しさを求め
全く練習をせずとも、足を運んでくれてピアノを続けてくれることは本当に
嬉しいことです
練習と言う反復は確実に上達への近道
練習でひとつひとつクリアしていくのです
ですから小学生のうちに習慣を身に付けることは、とても効果的です
ただ、毎日はなかなか大変
私も、毎日の掃除洗濯料理をするのは…面倒くさいと思う時がありますから…
弾こうと思った時に『ピアノの練習は?』
『今やろうと思ったのに!』
こんな会話、私も小さい頃
母と幾度となく言い合いをしましたよ。
でもゲーム好きな子は言われなくても毎日するのですよね
コントロールの指捌きは毎日の練習の賜物
ピアノの練習もゲームと似ているのですよ
やはりどちらも反復練習です😊
あまり気負わず、できる範囲で、練習する時間の長さではなく、練習するタイミングを習慣化していくのが上達の決め手!
先日友達とランチをしていたら
『ピアノって毎日弾かなきゃダメだから大変だよね?』と言うのです
私は思わず…『えっ?それって習う子みんなピアニストになるの?コンクールに出るの?』と言葉を返してしまいました
指は毎日生活の中で確実に体の中で一番
動かしている
弾かないからと言って簡単に指の筋力が落ちることは全くないです
どちらかと言うと習ったことへの記憶が薄らいでしまいますね
だから、ピアノに向かい楽譜を見て、リズム、音読みして習った事の記憶を呼び起こし指に伝えるために練習が必要なのです
好きな曲をたくさん見つける
ジャンルは問いません
絵を見たりコンサートに行ったり芸術に触れ
て欲しい
そういった機会を一緒に楽しみながら、一家でお子さんのピアノ練習を見守って下さると音楽への世界が広がっていく…
保護者の方々の温かい見守りでがあること
長い年月習いに来ている生徒さんを見ている感じます
辞めてからも大人になって、お母さんになり
お子さんが通ってくる姿は講師冥利につきます
そして、ここからは日頃
練習を頑張った生徒さんの発表会の様子です
毎年開催していた発表会ですが
現在は不定期で行っています
全員参加ではなく
演奏したい生徒さんだけに参加していただいています
人前で弾くことは、すごく成長します!!
今年も4月28日
ルケレス.ホールで
2年ぶりのピアノ発表会を行います